井上 潤一
(Junichi Inoue)
救命救急センター長
教授
田上 隆
(Takashi Tagami)
大嶽 康介
(Kosuke Otake)
渡邊 顕弘
(Akihiro Watanabe)
桒本 健太郎
(Kentaro Kuwamoto)
吉野 雄大
(Yudai Yoshino)
柴田 あみ
(Ami Shibata)
上村 浩貴
(Hiroki Kamimura)
石室 正輝
(Masaki Ishimuro)
宮上 和也
(Kazuya Miyakami)
萩原 鈴香
(Suzuka Hagiwara)
井上 潤一(Junichi Inoue) 救命救急科部長・救命救急センター長・教授

1991年に弘前大学を卒業。学生時代の恩師の一言で日本医科大学救急医学教室に入局。救急と外科の研修を受けたのち、1995年から立川にある国立病院東京災害医療センターで、辺見弘先生、大友康裕先生のもと日本一の救命救急センターを合言葉に外傷を中心とした救急医療と今や日本の災害医療の代名詞となったDMATの立ち上げに関わりました。その後米国テキサス大学南西医療センターで救急災害医療分野に関する1年半の研究を行ったのち、2013年からは山梨県立中央病院高度救命救急センターへ。ドクターヘリ、ドクターカーを駆使して日夜重症患者の診療にあたって参りました。また国際緊急援助隊の隊員として、アルジェリア地震、スマトラ沖津波、パキスタン地震、フィリピン台風、メキシコ地震等で救援活動を行いました。
当教室に伝わる“救命救急センターは最後の砦”というスピリットを持ちながら、武蔵小杉病院の救急医療をより充実・発展させたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
医学博士
日本救急医学会専門医・指導医・評議員
日本外科学会専門医
日本外傷学会専門医 評議員
日本臨床救急医学会 評議員
日本災害医学会 評議員
日本航空医療学会 評議員 認定指導者
日本DMAT インストラクター
JATECインストラクター
JPTECインストラクター
MCLSインストラクター
JICA国際緊急援助隊 総合調整部会長
川崎市災害医療コーディネーター
東京医科歯科大学客員教授
小学校から始めたラグビー(今はもっぱら観戦)。
ポタリング、カラダに優しい山歩き。
田上 隆(Takashi Tagami) 准教授
【 略歴 】
幼少期をアフリカのガーナで過ごした経験から医師を目指す。2002年順天堂大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院で2年間内科系研修医終了。外傷外科医・災害医療に憧れて日本医科大学救急医学教室入局。その後、日本医科大学付属病院、日本医科大学多摩永山病院、会津中央病院、山梨県立中央病院の各救命救急センターで勤務。途中、外科(東京都済生会中央病院)に3年間、公衆衛生大学院(東京大学)に2年間、国際共同研究(国立シンガポール大学、Duke-NUS大学)に1年間、出向。
医学博士
公衆衛生学修士
日本救急医学会 評議員・指導医・専門医
日本外科学会 指導医・専門医
日本集中治療医学会 評議員・専門医
日本臨床救急医学会 評議員
日本ショック学会 評議員
日本臨床疫学会 臨床疫学 上席専門家
◆国際学会
Asian Association for Emergency Medical Service
・Research Committee Chair (2019 – )
International Symposium on Intensive Care and Emergency Medicine
・Faculty (2014, 2016, 2017)
◆国内学会
◇日本救急医学会:
・日本救急医学会 救急医療における先端テクノロジー活用特別委員会(委員長)
・院外心停止例救命のための効果的救急医療体制・治療ストラテジの構築に関する学会主導研究推進特別委員会(委員長)
・救急患者標準診療録及びSS-MIX2拡張ストレージ仕様書作成プロジェクト(プロジェクトリーダー)
・日本救急医学会 マスギャザリングイベント等に係る救急・災害医療体制を検討する学術連合体活動対応委員会
・救急統合データベース活用管理委員会
・診療の質評価指標委員会
・広報委員会
・学会主導研究評価特別委員会
・多施設共同試験特別委員会
・東京オリンピック・パラリンピックコンソーシアム活動対応特別委員会
・東京オリンピック・パラリンピックコンソーシアム活動対応運営小委員会
・救急診療業務効率化検討委員会
・JRC蘇生ガイドライン2015 ALS作業部会
◇日本集中治療学会:
・集中治療医学会基盤システム構築委員会(委員長)
・新会員管理システム導入委員会(委員長)
・日本版敗血症診療ガイドライン2020 ワーキンググループ
・ICU機能評価委員会日本ICU患者データベース(JIPAD)ワーキンググループ
◇日本外傷学会
・多施設臨床研究委員会(委員長)
◇日本臨床救急医学会:
・国際委員会
◇日本救急医学会関東地方会:
・SOS-KANTO2017運営委員会(班長)
・SOS-KANTO2012運営委員会(班長)
【 趣味 】
バレーボール
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
「臨床、研究、教育」をバランスよく行い、毎年、何か新しい知識・技術を身につけ、実践することを心がけてきました。武蔵小杉は、素晴らしい環境です。是非一緒に仕事をし、お互いに成長しましょう。
大嶽 康介(Kosuke Otake)講師・医長
【 略歴 】
大分県大分市出身。2005年大分医科大学卒業。
当初、消化器外科医目指すも、その修業の一貫として救命外科医に。日本医科大学高度救命救急センターに上京。手術も血管内治療も集中治療もできるHybrid Surgeonを目指し、日本医科大学心臓血管外科・東京済生会中央病院外科での修練を積みました。その中で佐藤格夫(現・愛媛大学救急医学教室主任教授)先生に師事し、小池薫(現・京都医療センター病院長)先生の元で京都大学に国内留学、基礎研究のイロハを教えて頂きました。
臨床としては会津中央病院・山梨県立中央病院での勤務での研鑽も積み、救命の先輩達からスピリットを受け継いだつもりです。今後は臨床も研究も高レベルで結果を出す二刀流でいきます。
心・技・体すべてがそろって出来るのが救命救急医です。誇りを持って仕事をするのがこの職業です。それと同時に十分な休みとやりがいを両立できる素晴らしい職場環境です。
ぜひ門を叩いてください。いつでもご連絡を待っています。
【 資格 】
医学博士
日本救急医学会専門医・指導医
日本外科学会専門医
日本集中治療学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本腹部救急医学会認定医・評議員
日本外傷学会評議員
日本航空医療学会認定指導者
JATECインストラクター
JPTECインストラクター
臨床研修指導医
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
趣味はランニング、水泳などリフレッシュできる運動が好きです。
できれば一緒に参加して心身ともに健康な医師生活を送りましょう!
渡邊 顕弘(Akihiro Watanabe)講師(教育担当)・医局長
【 略歴 】
大学在学中から救命に興味を持ち積極的に当直や学会などに参加させて頂いたことが縁で(逃げられなくなり)入局しました(笑)。当時から色々な分野や手技に興味があり、カテーテル手術も通常の手術も出来る脳神経外科領域をサブスペシャリティとして選択しています。ですが、やっぱり集中治療や災害など多岐に関心がありいわゆる救急科らしい救命医です。その一方で、救命医に多い(?)突っ走るタイプではなくのんびりタイプといった救命医らしからぬ側面もあるようです。
【 資格 】
日本救急医学会専門医・指導医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経外傷学会専門医・指導医
統括DMAT
JPTECインストラクター
JATECインストラクター
【 趣味 】
釣りをぼちぼち再開しようとしています。趣味ではないですが、日本救急医学会が提唱している『人を救うには、まず自分が健康でなければならない。』の言葉に危機喚起され、日々コンビニでカロリー計算しております。
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
今年から医局長を拝命しましたが、出来るだけ医局員一人ひとりの進むべき道をサポートしつつ全体が常に前向きになれるような医局を作っていけるよう頑張ります。是非我々スタッフと共に、武蔵小杉だからこその救命センターを作っていきましょう。
桒本 健太郎(Kentaro Kuwamoto)助教・医員
【 略歴 】
1995年徳島大学卒業。
【 資格 】
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本救急医学会専門医
【 趣味 】
フィッシング、自転車、読書
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
医療に、誠実な心を。
吉野 雄大(Yudai Yoshino)助教・医員
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
研修医の時に出会った救急医の先生方に憧れ、その先生方の所属する日本医科大学に入局しました。研修医の頃は地方中核都市の救命センターで外傷を中心に活躍される先生方をイメージしておりましたが、入局し、附属病院などをローテーションするうちにさまざまな形で活躍する先輩方に出会え、視野が広がりました。医局の先輩方には様々な大学に教授職で就任されている方から、厚労省で働いていた方、救命士教育に従事されている方、海外の災害派遣医療チームに所属されている方、在宅診療や開業されているまで幅の広さはおそらく日本一と思います。たくさん論文を書いている先生や、脳外科・体幹部・四肢と外傷のみならずAcute care surgeryをおこなっている先生、ECMOなど集中治療、ERや総合内科、感染症と、幅広い救急医療の分野のそれぞれの専門家が揃っていることも特徴だと思います。比較的新しい分野ゆえ、10年後にどんな未来が待っているのかと不安になることが多いと思いますが、救急各分野のトップランナーが揃っているので相談しやすく、将来像が描きやすい医局だと思います。
【 資格 】
日本救急医学会専門医
日本腹部救急医学会認定医・評議員
JATECインストラクター
ICLSインストラクター・コースディレクター
臨床研修指導医
【 略歴 】
2011年 昭和大学医学部卒
【 趣味 】
料理
柴田 あみ(Ami Shibata)助教・医員
【 略歴 】
熊本県熊本市に生まれ、幼少期から高校時代までを愛知県名古屋市で過ごす。2012年に熊本大学医学部を卒業。外傷外科医になることを夢見て、日本医科大学千葉北総病院の初期研修医となる。
当初は体幹外傷を専門にしようと考えており、千葉北総病院の救命センターでは多くの予測外生存症例を経験した。救命率の高い千葉北総病院でさえ救命できなかった小児の重症頭部外傷症例を目の当たりにし、これは自分にとって青天の霹靂であった。この症例を契機に救命医を軸としてサブスペシャリティーを脳神経外科にすることを決意する。
その後は千葉北総病院救命救急センターの後期研修医となり、救急医としての礎を築くだけでなく、フライトドクターとしての修行を積んだ。
脳神経外科領域を勉強する中で、当初目標としていた頭部外傷だけでなく、脳卒中診療にも携わるようになる。主幹動脈閉塞による脳梗塞に対する血栓回収術、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対する開頭クリッピング術・コイル塞栓術、脳出血に対する開頭血腫除去術などを経験する中で、「病院前診療→手術を含めた初期治療→集中治療」によって劇的に改善する症例を数多く経験し、脳卒中診療も非常にやりがいのある分野であることを実感する。
現在は救命センター脳外科班として、主には重症頭部外傷及び脳卒中患者さんを対象に、開頭手術と血管内治療(カテーテル)の二刀流として、より多くの患者さんを救命できるよう、かつ予後改善に寄与できるよう、日々精進しております。
【 資格 】
医学博士
日本救急医学会専門医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本脳神経外傷学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本外傷学会専門医
【 趣味 】
美味しいお酒を飲みながら任侠映画を鑑賞すること・旅行
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
日本医科大学救急医学教室は日本では数少ない「自己完結型」の救命救急センターの形をとっています。救急専門医の他にサブスペシャリティーを持つことは決して楽な道ではありませんが、その専門性が救命率の向上に寄与しており、その結果、自己完結型を実現しております。
自己完結型であるからこそ、患者さんを救命できた時の喜びや達成感は格別です。昏睡状態で搬送された患者さんが後日元気になるととても嬉しいですが、それ以上に死を覚悟し悲痛な面持ちであった家族の安堵の表情を見た時、この道を選んで良かったなと実感します。
日本医科大学救急医学教室には全国から志の高い仲間が集まっており、女性が数多く活躍しているのも特徴です。興味のある方、ぜひ日本医科大学救急医学教室の扉を叩いてみてください。
上村 浩貴(Hiroki Kamimura)専攻医
【 略歴 】
大阪府出身。阪神・淡路大震災前年生まれ。
高校生の際に東日本大震災の被災地、岩手県宮古市でボランティアをしたのがきっかけで災害医療を志す。その後東北大学で医学を修め、「県唯一の救命救急センター」「県内最後の砦」山梨県立中央病院での初期研修を経て、日本医科大学救急医学教室へ入局。災害時に人・社会・国を支える救急医を目指して、日々挑戦中。
【 資格 】
AHA-ACLSプロバイダー
ICLSプロバイダー
JATECプロバイダー
JPTECプロバイダー
MCLSプロバイダー
災害医療コーディネーションサポートチーム登録者
BHELPプロバイダー
Hospital MIMMS プロバイダー
【 趣味 】
野球観戦
【 救急科専攻医を検討されている人へ 】
「学問に王道なし」というのは古代エジプトの数学者ユークリッドの言葉とされていますが、救急・災害医療系の学会などで他施設の先生や昔の恩師と話をするとよく「王道(の医局)に行ったのですね」というお言葉を頂きます。日医救命に入局して良かったと改めて感じる瞬間です。多様なサブスペシャルティを持つ上級医の下で救急医としての「気力」「体力」「知力」を日々鍛えられています。各施設で多様な働き方をしている医局員が居るため、モデルケースとなる先輩が必ず見つかります。まずはお気軽に見学にお越し下さい。
石室 正輝(Masaki Ishimuro)救急救命士
【 略歴 】
2011年国士舘大学 卒業
学生の時に病院実習で救命センターで勉強させてもらい、病院で働きたいと思い、大学を卒業して日本医科大学武蔵小杉病院に就職しました。ドクターカーで交通事故の現場に行き、災害があれば全国の救助に。とてもやりがいのある仕事です、10年間大学病院で働いてます。これからも1人でも多くの人を助けたいと思い精進していきます。
【 資格 】
日本DMAT 隊員
神奈川DMAT 隊員
川崎DMAT 隊員
ICLSインストラクター
BLSインストラクター
JPTECインストラクター
PBECインストラクター
MCLSプロバイダー
PCECプロバイダー
PSLSプロバイダー
日本熱傷学会
【 趣味 】
世界中を旅すること
楽しいことが大好き
【 少しでも当院救命救急科に興味がある方へ 】
ドクターカーやドクターヘリで病院に着く前に患者さんに接触し1人でも多くの人を助け、DMAT隊員として日本中の平和を一緒に守りましょう。
宮上 和也(Kazuya Miyakami)救急救命士
【 略歴 】
2016年 帝京平成大学卒業
卒業後、院内救命士を目指して当院に就職。何も分からない自分に先生たちは優しく指導いただき、今は先生への助言、処置介助にあたっています。他院の救命士や看護師、現場の救急隊とコミュニケーションを図り、院内外関係なく活動の幅を広げ、先生へのバックアップにも努めています。今後拡大していくだろう救命士処置拡大にも、期待を膨らませています。
【 資格 】
川崎DMAT
神奈川DMAT-L
ICLSインストラクター
JPTECインストラクター
JPBECプロバイダー
BLSOプロバイダー
JCIMELSプロバイダー
【 趣味 】
サッカー
スノーボードなどアウトドア全般
【 少しでも当院救命救急科に興味がある方へ 】
当院は看護師、コメディカルとの連携がとてもよく、気軽に相談しあい治療にあたっています。病院外でもコミュニケーションは大事にしています(笑)。新病院になり立地のよい武蔵小杉で、是非一緒に働きませんか。
萩原 鈴香 (Suzuka Hagiwara)救急救命士
【 略歴 】
2022年日本体育大学 保健医療学部 救急医療学科 卒業。
救急活動を見かけたことをきっかけに、緊急時に何か人の役に立ちたいと思い、救急救命士の資格を取得しました。
病院前から院内と幅広く活躍している救急救命士に憧れて、2023年4月より武蔵小杉病院に入職しました。地域との繋がりを大切に医療展開している所が魅力であると日々感じています。よろしくお願いします。
【 資格 】
防災士
JPTECプロバイダー