日本医科大学武蔵小杉病院 救命救急科

研究について

◆研究について

当科では、様々な研究を行っております。
今後、若手医局員と共に、さらなる発展を目指しております。
共同研究等、ご興味のある方は、是非気軽にご連絡をください。

◇田上 隆

● 研究者データ
● 研究論文

1:科学研究費助成事業:基盤研究(C)

研究課題番号 20K09296
題課名 機械学習・深層学習を利用した新しい循環呼吸動態モニタリングパラメータの開発
コメント 私は、今まで経肺熱希釈法の循環呼吸動態モニタリングシステムの研究を行って参りました。また、シンガポールのDuke-NUS大学にてHeart rate variabilityの研究もしておりました。本課題は、両者のパラメーターを合わせ、新しいパラメーターを開発することにあります。

2:日本損害保険協会交通事故医療研究助成:特定研究助成

研究課題番号 2018年度特定研究助成1
題課名 救急活動記録と病院内医療情報のデータ連結に関する研究
コメント 本研究においては、病院前情報を院内に如何に効率的にデータ収集することが出来るか、を検討しております。5年、10年後に本研究で行ったことが、一般化している社会であってほしい、そのような思いで研究をしております。

◇大嶽 康介

● 研究者データ
● 研究論文

1:科学研究費助成事業:若手研究

研究課題番号 20K17911
題課名 クロストリジウム感染症に対する新規予防薬の開発 -ラクトフェリンの保護効果-
コメント 私は以前より腸管免疫及びその防御機構に強く興味があり、動物の腸管上皮細胞を用いた基礎実験を行っています。腸管環境を理解し、新たな治療アプローチを行うことは、救急・集中治療領域の患者さんの役に立つだけでなく、ゆくゆくはアレルギー疾患・自閉症関係の治療につながる可能性もあり、今後研究をさらに拡大できたら、と考えています。興味がある方はぜひご連絡を!!

◇金谷 貴大

● 研究者データ
● 研究論文

1:科学研究費助成事業:基盤研究(C)

研究課題番号 20K17911
題課名 再生医療を用いた重症頭部外傷治療戦略の確立と効率化
コメント 現在の頭部外傷における治療戦略は2次損傷を以下に最小限に抑えるか、ということに集約されます。すなわち外傷のfirst impactで失われた機能(1次損傷)そのものを回復させる手段は未だ確立されていません。我々の研究はこの1次損傷の機能回復を主たる目的とするものです。頭部外傷に対する再生医療の第一歩となることを期待しています。