日本医科大学武蔵小杉病院の救急科専攻医研修プログラムの募集について、お知らせをさせてください。
救命救急科ホームページ: https://nms-kosugi-eccm.com/
日本医科大学武蔵小杉病院 ホームページ https://www.nms.ac.jp/kosugi-h/info/recruit/page001.html
当院は日本医科大学の附属病院の一つです。日本医科大学救急医学講座の一角として独立した救急科専門医研修プログラムを持っています。
日本医科大学武蔵小杉病院は、大学病院として各診療科が充実しているのも当院の特徴です。
各科との敷居は低く、相談しやすい環境にあります。
大学病院でありながら市中病院としての顔も持つ、当院の特徴と言えます。
特徴1:経験豊富なスタッフと日頃から相談しやすい
救命救急科として7名の医師が常勤していますが、このうち日本救急医学会指導医4名、救急科専門医6名が指導に当たります。
主治医グループ制を基本としています。医師3年目であっても主治医として治療方針を決定したり、診療の中心メンバーとして活躍していただきます。
スタッフ総勢7名とこぢんまりした医局ですので、経験豊富なスタッフと日頃から相談しやすい環境にあります。
特徴2:様々な症例を経験できる
救急車台数は年間4500件程度と比較的少なめながら、医師一人当たりと考えるとなかなかの数となります。
重症から軽症までを問わず応需しており、様々な症例を経験できます。
重症例や多数傷病者発生に際しては緊急招集もあり得ます。
夜間の緊急手術なども対応しております。
救急専門医取得に必要な症例数は1年を待たずに充足することでしょう。
特徴3:抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial stewardship:AS)活動
当科には、日本感染症学会認定の感染症専門・指導医もおり、日常的な院内外の感染制御チーム(Infection control team:ICT)活動に加え、抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial stewardship:AS)活動を多職種チーム(医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師)で活動しております。
重症感染症が直来する機会が多い救命救急センターでは、この感染症専門・指導医が救命救急科スタッフと適切な抗菌薬使用に関して日常的に議論し、治療方針を決めております。
当院独自のASツールとして、当院のAntibiogram(施設における病原菌の薬剤感受性の集計)を基に「主要抗菌薬のスペクトラム表」を作成し、いわゆる「抗菌薬使用の可視化」を目指し、日常AS業務と研修医・専修医など若手医師の適正な抗菌薬治療の習得に役立てております。
救急医療・医学と感染症診療、特に抗菌薬の適正使用を習得したい若手医師大歓迎です。
特徴4:勤務・非番にメリハリを
勤務に際しては勤務・非番のメリハリを利かせた勤務体制を目指しております。
非番を利用し日本医科大学 社会人大学院 へ通い学位取得を目指すなど、多様な選択肢を実現可能です。
Off the Job Trainingへの参加(受講・インストラクター参加問わず)を積極的に励行しており、院内でのコース開催も行っています。
特徴5:研究活動は、本人の希望に応じて、指導医が全面的にサポートいたします。
1年目:学会での症例発表・英文誌へのCase Report投稿
2-3年目:臨床データベースを利用した学術研究発表・原著論文執筆
募集概要
研修期間 3年間
募集人員 1学年4名取得できる資格 各学会の認定施設資格を取得しています。
日本集中治療学会:集中治療専門医
日本外傷学会:外傷専門医
日本熱傷学会:熱傷専門医
日本中毒学会:クリニカルトキシコロジスト
日本腹部救急医学会:腹部救急認定医
救急科専門医研修を一旦中断して、他の基本領域の専門医を取得する、すなわちダブルボードの取得についても積極的に推奨しています。
当科のプログラムで研修を開始してから6年間で救急科と他の基本領域の専門医を合わせて2つ取得することが可能です。
救急科専門医研修プログラムでは、経験豊富な先輩医師の指導を集中的に受けられるメリットとも言えます。
広く診療にあたりつつ、救急科専門医を目指して充実した日々を送れることでしょう。仕事と家庭を両立したい!など各個の事情に関して勤務の相談も可能です。
皆さんからのご連絡をお待ちしています。